忠犬ハチ公:死因「がん」も? 定説は「フィラリア症」 東大チーム、保存臓器調査

March 2, 2011 § Leave a comment

飼い主が死亡した後も駅前で帰りを待ち続けた「忠犬ハチ公」として知られる秋田犬ハチが、肺と心臓に重篤ながんを患っていたと、東京大の研究チームが1日、発表した。従来、ハチの死因は寄生虫によるフィラリア症とされてきたが、がんも死因になった可能性が浮上した。

 東大の記録によると、ハチは1935年3月8日未明、13歳で死んだ。死後13時間後に東京帝国大農学部(現・東大農学部)で解剖され、心臓に多数のフィラリアが寄生し、腹水がたまっていたことが分かった。当時はまだ顕微鏡を使った組織観察が普及しておらず、詳細な死因究明は行われなかった。

 東大大学院農学生命科学研究科の中山裕之教授(獣医病理学)らは、ホルマリン漬けで保存されていたハチの臓器を磁気共鳴画像化装置(MRI)や顕微鏡で調べたところ、肺と心臓にかなり大きながんが見つかった。肺がんが心臓にも転移したと考えられるという。

 中山教授は「心臓のがんは珍しく、まったく予想していなかった。がんもフィラリア症も重篤で、どちらもハチを死に至らしめた可能性がある」と話している。ハチの臓器は、東京都文京区弥生の東京大農学資料館に、飼い主だった上野英三郎教授の胸像とともに展示されている。





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