中国地震:厳寒、余震におびえ--被災地

April 15, 2010 § Leave a comment

中国青海省玉樹チベット族自治州での地震発生から2日目の15日夕方、震源地に近く、大きな被害を出した玉樹県結古鎮に入った。冷え込む被災地。広場では余震におびえる被災者たちが肩を寄せ合っていた。

大通りから一歩路地に入ると土作りの家がほとんど倒壊し、がれきが積み上がっていた。夕食時、香辛料のにおいの元を追っていくと被災者が広場で煮炊きしていた。

援助物資は届いていない。自宅のがれきからコメとガスコンロを掘り出して食事を作っている」。小学校の校庭に避難している女性教師(29)が語った。

水道や電気は止まったまま。テントや食料も行き渡っていない。建物から引きはがしたドアをベッドにしている人が目立つ。昨年修理した校舎は無事だったが、余震を恐れて建物内で生活する人はいないという。

女性教師は「本当に怖かった。今も余震が来るたびに恐怖で足がすくむ」と言う。周辺では、土作りの家屋の9割以上が倒壊。隣人たちは埋まったままだ。

記者は15日早朝、四輪駆動車で青海省の省都・西寧を出発し、約13時間かけて玉樹まで約800キロを走った。途中、標高4400メートルの山地を越えなければならず、高山病特有の症状である頭痛と吐き気に何度も襲われた。

     ◇

中国政府によると、15日までに、地震の死者は617人、行方不明者は313人。地元紙は死者760人、行方不明243人と報じた。外遊中の胡錦濤国家主席は15日、予定を早めて帰国することを決定。温家宝首相も、今月下旬に予定していた東南アジア3カ国歴訪を延期し、同日夕、被災地に入った。

一方、北京で記者会見した民政省当局者は、海外からの救援隊派遣について「既に派遣した(国内の)救援部隊でカバーできるうえ、輸送面での制約がある」と述べ、受け入れない考えを表明した。

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